だれでも使えるのか?
通信費用の安さから話題の「MVNO」ですが、誰でも使えるのかというと一概にそうだとは言えません。
1.一日平均4分以上電話をかける人
「IIJmio」を初めとする「MVNO」は通話付きのプランで毎月1,600円から運用することが出来ますが、これらのプランには「無料通話」が付いていません。
通話はLineなどの無料通話アプリなどを使えば良いのですが、そうで無い場合は別途20円/30秒程度の通話料がかかってきます。
通話はLineなどの無料通話アプリなどを使えば良いのですが、そうで無い場合は別途20円/30秒程度の通話料がかかってきます。
大手キャリアの通話し放題プランが最低6,500円/月から使えるため、
(6,500円-1,600円)÷20円×30秒=7,350秒(122.5分)と
一ヶ月に約2時間、一日平均4分以上電話をかける人はかえって損をすることになります。
注:解決策としては、「キャリアのガラケー」の「通話し放題プラン」が2,200円から使えるので、2台持ちで通話とデータを使い分ける方法もあります。
2.データ通信量が多い人
「MVNO」はデメリットでもあるのですが、データ通信量の制限が大手キャリアと比べて厳しい傾向にあります。予め定められたデータ量に達した場合は、データ通信が出来なくなったり、低速での接続になってしまったりする場合が多いです。
また一日当たりのや直近3日間でのデータ量制限などがあるMVNO業者もあります。
また一日当たりのや直近3日間でのデータ量制限などがあるMVNO業者もあります。
注:制限到達後は、別途追加でデータ量が購入できる場合が多いです。
3.自分で設定などが出来ない人

今まで大手キャリアで携帯電話やスマホを購入すると、ショップのカウンターで色々と端末の使い方を説明してもらったり、電話帳のデータの移行をシテもらったりと、様々なサービスを受けられたと思います。
一方「MVNO業者」のほとんどは実店舗をもったいないため、このようなサービスを受けることは出来ません。また問い合わせも電話やメールのみとなり、様々なことを自分で解決することになります。
このようなことを面倒だと思う方や、回りにやってもらう人がいない場合は「MVNO」を使うには向いていないことになります。
注:「イオンスマホ」や「BIC SIM」のように実店舗があり色々相談できる事業者もあります。